【8月3日 AFP】サッカー・ウルグアイ1部のナシオナル・モンテビデオ(Nacional Montevideo)に復帰した同国代表FWルイス・スアレス(Luis Suarez)が2日、コパ・スダメリカーナ(2022 Copa Sudamericana)のアトレチコ・ゴイアニエンセ(Atletico Goianiense)戦で再デビューを飾った。しかし、試合はホームのナシオナルが0-1で敗れた。

 16年ぶりにナシオナルの白いユニホームに身を包んだスアレスは、リードされて迎えた74分にフランコ・ファグンデス(Franco Fagundez)との交代でピッチに立つと、本拠地エスタディオ・グラン・パルケ・セントラル(Estadio Gran Parque Central)に押し寄せた3万人の熱狂的ファンからスタンディングオベーションを受けた。

 スダメリカーナ準々決勝の第1戦で同点ゴールを決めなければならないというプレッシャーが高まる中、スアレスは短い出場時間の中でFKを蹴る場面もあったがこれは壁に当たった。

 11月21日に開幕するW杯カタール大会(2022 World Cup)を前に、レギュラーとしてプレーする時間を求めていた35歳のスアレスは前週、ナシオナルと短期契約を結んだ。W杯の開幕まで100日少しとなる中、スアレスはナシオナルで少なくとも16試合の先発出場が約束されている。(c)AFP