【8月3日 Xinhua News】中国工業・情報化部傘下のシンクタンク、中国信息通信研究院はこのほど、北京市で行われた「2022世界デジタル経済大会」で、「世界デジタル経済白書(2022年)」を発表した。白書によると、21年の世界主要47カ国のデジタル経済の増加値(付加価値額)は38兆1千億ドル(1ドル=約131円)で、うち中国は7兆1千億ドルと世界全体の約18%を占め、米国に次ぐ世界第2位の規模だった。

 デジタル経済は、中国の経済発展を推進する重要な力となっている。「白書」によると、中国の12~21年のデジタル経済の平均成長率は15・9%。対国内総生産(GDP)比は20・9%から39・8%に上昇し、年平均約2・1ポイントの伸びを示した。(c)Xinhua News/AFPBB News