【8月2日 AFP】男子ゴルフのルーク・ドナルド(Luke Donald、イングランド)が1日、米国選抜と欧州選抜による対抗戦ライダーカップ(Ryder Cup)の欧州選抜主将に指名された。

 44歳のドナルドは、サウジアラビアが後援するリブゴルフ・インビテーショナル(LIV Golf Invitational)シリーズへの参戦で先月に欧州選抜主将の座から降ろされたヘンリク・ステンソン(Henrik Stenson、スウェーデン)の代わりを務める。

 ライダーカップにはプレーヤーとして過去4度の出場経験があり、欧州選抜が「メディナ(Medinah)の奇跡」と呼ばれる逆転劇を演じた2012年大会を含め、ドナルドはいずれもチームの勝利に貢献している。

 また、トーマス・ビヨーン(Thomas Bjorn、デンマーク)が主将を務めた2018年大会と、パドレイグ・ハリントン(Padraig Harrington、アイルランド)が主将だった2021年大会では、副主将の一人に選ばれていた。

 元世界ランキング1位のドナルドは、「ライダーカップの欧州選抜主将に指名され、大変誇りに思う」とし、「同僚が集うチームを率い、欧州大陸のアンバサダーになることは、ゴルファーに与えられる最高の栄誉の一つだ」と述べた。(c)AFP