【8月1日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)は31日、レギュラーシーズンの試合が行われ、D.C.ユナイテッド(D.C. United)が後半アディショナルタイムの2得点でオーランド・シティSC(Orlando City Soccer Club)を2-1で下し、ウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)監督の初陣を白星で飾った。

 クリス・ダーキン(Chris Durkin)とタキシャチス・フォンタス(Taxiarchis Fountas)のゴールで勝利したD.C.ユナイテッドは、ルーニー監督就任後の3戦を含むここ4試合で勝利なしという状況を打破した。

 7月12日に就任が発表されてから、MLSの移籍とトレードの期限となる8月4日を前にフロントと密接に連携してチームを編成していたルーニー監督は、労働ビザ(査証)が下りなかったためMLSでの指揮官デビューが遅れていた。

 ルーニー監督は、試合をひっくり返せるという自信を決して失わなかったと主張。単調な前半を終え、ハーフタイムにどんな声を掛けたのか問われたルーニー監督は「勝てると信じていたが、やらねばならなかった一つはテンポを上げること」とコメントした。

「ハーフタイムにチームには、もっと前向きになるように伝えた。仕事をしろと」と明かしたルーニー監督は、「よりポゼッションを重視したり、GKにさまざまな役割を担わせたり、脅威になるポジション取りをさせたり、それが大きな違い。後半は素晴らしかった」と続けた。(c)AFP