【8月1日 AFP】サッカーウルグアイ1部リーグのナシオナル・モンテビデオ(Nacional Montevideo)に復帰したFWルイス・スアレス(Luis Suarez)の入団セレモニーが31日に行われ、駆けつけた数千人のファンに出迎えられた。

 スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)時代のチームメートで、友人のリオネル・メッシ(Lionel Messi)が所有するプライベートジェットで帰国したスアレスは、空港を後にすると公式プレゼンテーションが行われる本拠地エスタディオ・グラン・パルケ・セントラル(Estadio Gran Parque Central)に向かった。

 地元メディアはスアレスの復帰について、ウルグアイサッカー史上最も重要な契約と評している。

 帰国後最初のインタビューに臨んだスアレスは、17年前にプロデビューを飾った古巣に復帰する決め手となった大規模なSNSキャンペーンを展開したファンに感謝した。

 スアレスは衛星放送のディレクTV(DirecTV)に、「ここにいるのは彼らのおかげ。彼ら、そして全てのサポーターに感謝している」と語った。

 ナシオナルと年末までの契約を結んだことで、スアレスは11月21日に開幕するW杯カタール大会(2022 World Cup)まで同クラブでプレーすることになる。

「W杯に向けて、適切なクラブ、適切な国への、望ましいステップだと確信している」

 早ければ、8月2日に行われるコパ・スダメリカーナ(2022 Copa Sudamericana)のアトレチコ・ゴイアニエンセ(Atletico Goianiense)戦が、スアレスの復帰初戦となる。(c)AFP/Andrea FIGUERAS ARISO, Gabriela VAZ