バッバ・ワトソンもリブゴルフ参戦表明、マスターズ2勝
このニュースをシェア

【7月30日 AFP】男子ゴルフのマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)で2度の優勝を誇るバッバ・ワトソン(Bubba Watson)は29日、物議を醸しているリブゴルフ・インビテーショナル(LIV Golf Invitational)シリーズへの参戦を表明した。
元世界ランキング2位で現在86位につけるワトソンは、5月を最後に戦列を離れており、右膝半月板の手術から100パーセント回復したと感じるまで、サウジアラビアが後援する新リーグには出場するつもりはないと話した。
この日、リブゴルフ・シリーズ第3戦の初日が行われた米ニュージャージー州ベッドミンスター(Bedminster)のトランプ・ナショナル・ゴルフクラブ・ベッドミンスター(Trump National Golf Club Bedminster)からライブ配信されたインタビューでワトソンは、「2か月くらいで100パーセントになるはずだ」とコメント。
さらに「状態は良好で、今はとにかく脚をほぐしながらフルスイングでショットを打てるようにしている」といい、「ブルックス・ケプカ(Brooks Koepka、米国)や(ブライソン・)デシャンボー(Bryson DeChambeau、米国)くらいドライバーショットを飛ばせるようにしなければ」と続けた。
通算12回の優勝を果たしている米ツアー(US PGA Tour)で4年間タイトルから遠ざかっているワトソンだが、ファンからの人気は依然として高く、またスター選手がゴルフ界を騒動に巻き込んでいる高額賞金シリーズにくら替えすることになる。
リブゴルフ・シリーズには個人戦と同時に4人1組のチーム戦が行われ、今週末は賞金500万ドル(約6億6700万円)を争う。ワトソンは特にこのチーム戦に魅力を感じているといい、「もはや個人スポーツではない」と話した。
ワトソンは同シリーズには競技復帰の準備が整うまでノンプレーイングキャプテンとして参加する予定で、「これまでになかった大会であり、これから自分たちが命を吹き込んでいく」と語った。(c)AFP