【7月29日 AFP】6個の数字の組み合わせを選んで購入する米宝くじ「メガミリオンズ(Mega Millions)」のすべてを当てるジャックポットの当せん金額が10億2000万ドル(約1380億円)となっている。

 抽せんを翌日に控えた28日、過去にジャックポットが出たロサンゼルス郊外チノヒルズ(Chino Hills)にある「幸運な」コンビニエンスストアには二匹目のドジョウを狙って遠方からも客が集まり、行列ができた。

 6年前に当時としては史上最高額の約16億ドル(現在のレートで約2160億円)のジャックポットが出た同店は一見すると何の変哲もないように見えるが、レジカウンター上の張り紙には「世界一幸運なセブンイレブン」と書かれている。

 客の一人は「ここは幸運な店なので、私にも幸運が訪れることを願っている」と述べた。

 オーナーのバルビール・アトワルさんは「ジャックポットが高額になると、いつも近所の人が大勢くじを買いに来る」「他の町から来る人もいる。ラスベガス(Las Vegas)から買いに来た人もいた」と語った。

 アトワルさんによると、32キロしか離れていないディズニーランド(Disneyland)のついでに立ち寄る客もいるという。

 くじ目当てで来店した客はたいてい他の商品も買っていくため、売り上げは伸びているという。(c)AFP