【7月31日 Xinhua News】中国江蘇省(Jiangsu)無錫市(Wuxi)の無錫博物院で26日、同博物院が所蔵する明代の「金糸䯼髻(てきけい)」の特別展が始まった。明代の金装飾品の持つ精美な精巧な技法を紹介する。

 䯼髻は髪を結った頭に載せるヘアネットの一種で、明代には既婚女性が公式の場に出る際に用いた。今回展示された䯼髻は国家1級文化財に指定されており、高さは8・5センチ、重さ86グラム。極めて細い金糸で精巧で編み込まれており、上品で優雅な美しさと気品の高さを兼ね備えている。(c)Xinhua News/AFPBB News