バルセロナ、DFクンデ獲得で合意 今夏5人目の補強
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【7月29日 AFP】スペイン1部リーグ、セビージャFC(Sevilla FC)に所属するDFジュール・クンデ(Jules Kounde)のFCバルセロナ(FC Barcelona)移籍が合意に達したと、両クラブが28日に発表した。契約期間や移籍金についての詳細は明かされていない。
バルセロナは、両クラブが「ジュール・オリヴィエ・クンデの移籍で合意に至った」と発表し、「現在は選手のメディカルチェック通過と契約のサインを待っている段階」と明かした。
現地メディアによれば、移籍金は5000万ユーロ(約68億5000万円)で、追加で1000万ユーロ(約13億7000万円)のボーナスが付くという。
バルセロナはすでにDFアンドレアス・クリステンセン(Andreas Christensen)やMFフランク・ケシエ(Franck Kessie)、FWラフィーニャ(Raphinha)、FWロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)を獲得しており、クンデは今夏5人目の補強となる。また、前月で契約が満了になっていたフランス代表FWウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)とも、新たに2024年までの契約を結んでいる。
クンデの移籍に関しては前週、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)とセビージャが合意に迫っているとみられていたが、バルセロナのシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督が加入に大きな役割を果たしたと現地メディアは強調している。
前月に鼠径(そけい)部の手術を受け、現在はリハビリを行っている23歳のクンデだが、新シーズンの開幕には間に合う見通しとなっている。
2019年にフランス・リーグ1(当時)のボルドー(FC Girondins de Bordeaux)からセビージャに加入し、加入1年目でヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)の優勝に貢献したクンデは、フランス代表としても11試合に出場している。(c)AFP