【7月28日 AFP】サッカーウルグアイ1部、ナシオナル・モンテビデオ(Nacional Montevideo)のホセ・フエンテス(Jose Fuentes)会長は27日、同国代表FWルイス・スアレス(Luis Suarez)と短期契約を結んだと明かした。ナシオナルはスアレスがプロキャリアをスタートさせたクラブで、古巣への復帰となる。

 すでにスアレスは事前合意に達したことを26日に明かしていたが、フエンテス会長がこの日同国のラジオ局スポーツ890(Sport890)に対し、5か月の契約を結んだと話した。

 前日の時点では、双方とも詳細については多少調整する必要があるとしていたが、フエンテス会長によれば「すでに完了し、解決した」という。

 イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)やスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)でも活躍したスアレスは、ウルグアイ代表で歴代最多得点記録を誇り、今年のW杯カタール大会(2022 World Cup)に出場すれば自身4度目のW杯となる。

 スアレスは今週末にウルグアイに到着し、早ければ8月2日に行われるコパ・スダメリカーナ(2022 Copa Sudamericana)のアトレチコ・ゴイアニエンセ(Atletico Goianiense)戦でデビューするかもしれないと、フエンテス会長は述べた。

 フエンテス会長はまた、スアレスは他にもいくつかオファーを受けていたものの、「ナシオナル行きを決めたと伝えてくれた」と明かした。(c)AFP