【7月28日 AFP】米連邦準備制度理事会(FRB)は27日、高進するインフレを抑制するため、先月に続き0.75%の大幅利上げを決定した。

 金融政策を決める同理事会の連邦公開市場委員会(FOMC)は、政策金利の2.25~2.5%への引き上げを決定。先月とは異なり、全会一致で大幅利上げを承認した。

 利上げは今年4回目で、0.75%の上げ幅は2回連続となる。ジェローム・パウエル(Jerome Powell)議長は記者会見で、米国のインフレ率は「あまりにも高すぎる」水準が続いていると指摘。今後も「異例の大幅な」利上げを実施する可能性を示唆した。(c)AFP