【7月28日 Xinhua News】中国重慶市(Chongqing)渝中区はこのほど、デンマーク海運大手APモラー・マースクの中国子会社、シンガポール不動産大手キャピタランドの中国子会社と契約を締結した。

 マークスグループ中国首席代表のイェンス・エスケルンド氏は「われわれは重慶の潜在力を見込んでおり、同市の新たな発展の枠組み構築と質の高い発展の推進における努力、提供されるチャンスを評価している。これは、われわれの重慶での成長に対する自信をさらに強めている」と述べた。

 1904年に設立された同社は、デンマークのコペンハーゲンに本社を置き、顧客のサプライチェーンを連結、簡素化するための総合ロジスティック事業を展開しており、世界上位500社にも選ばれている。

 同社は重慶で、総合コンテナ物流サプライチェーンの管理と、グローバルサービス共有センターの二つの主要事業を展開する。第1期では800人の雇用を生み出し、より多くの求職者に良好な雇用機会を提供する。

 重慶市統計局が発表したデータによると、同市には世界上位500社のうち312社が進出しており、開放的な活力を絶えず放出している。(c)Xinhua News/AFPBB News