【7月26日 AFP】ロシアの宇宙開発企業ロスコスモス(Roscosmos)最高経営責任者(CEO)のユーリー・ボリソフ(Yury Borisov)氏は26日、国際宇宙ステーション(ISS)から「2024年の後に」撤退すると決定したとウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に報告した。

 大統領府が出した声明によると、ボリソフ氏は「もちろん、われわれのパートナーに対する責務は果たすが、2024年の後にこのステーションから撤退する決定が下された」と述べた。

 1998年に最初のモジュールが打ち上げられたISSで、米ロ両国は協力してきた。

 ボリソフ氏によると、ISS撤退までにロシアの宇宙ステーションの組み立てを開始する予定で、これが宇宙開発の「最優先課題」になるとしている。(c)AFP