【7月26日 AFP】オーストラリア・ナショナル・ラグビーリーグ(NRL)のゴールドコースト・タイタンズ(Gold Coast Titans)は25日、試合のハーフタイムに電子たばこの喫煙動画を撮影していたとして、クラブの元主将ケビン・プロクター(Kevin Proctor)を解雇した。

 33歳のプロクターは、タイタンズが26-36で敗れた24日のカンタベリー・ブルドッグス(Canterbury Bulldogs)戦の最中に動画を撮影し、それをインスタグラム(Instagram)に投稿したと報じられた。映像はその後削除された。

 ニュージーランド出身のプロクターは、この試合には出場していなかったが、19番目の登録メンバーに入っていた。

 オーストラリアの公共放送ABCなど地元メディアによると、問題の動画はウェスタン・シドニー・スタジアム(Western Sydney Stadium)の控室にあるトイレの個室で撮影されたと考えられるという。

 タイタンズは発表文で、「ゴールドコースト・タイタンズは、前日(24日)行われた第19節ブルドッグス戦の最中に起きた一件を把握し、ケビン・プロクターを処分した」と明らかにした。

 さらに「プロクターは今季残りのクラブでの役割も解かれ、チームの練習や試合に戻ってくることはない」とし、「彼の行動はNRLとスタジアムの規則の両方に抵触した」と続けた。(c)AFP