【7月25日 AFP】英国のバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)が、新型コロナウイルスの流行で休止していた一般公開をこのほど再開した。エリザベス女王(Queen Elizabeth II)の在位70年「プラチナジュビリー(Platinum Jubilee)」を記念したポートレート展も開催されている。

 宮殿のステートルームでは、1952年2月の即位からわずか20日後、女王として初めて撮影されたポートレートが展示されている。撮影した女性写真家のドロシー・ワイルディング(Dorothy Wilding)氏のオリジナルプリントと一緒に、撮影時に女王が身に着けた宝飾品も公開されている。

 企画展のキュレーターは「これらのポートレートが一堂に会すると、女王の在位期間の長さを実感できると思う。70年前(の即位時)に撮影されたものから、直近ではプラチナジュビリーを記念して撮影されたものまで展示されている」と話した。

 企画展の会期は10月2日まで。映像は7月20日撮影。(c)AFP