【7月25日 Xinhua News】中国の航空機メーカー、中国商用飛機(COMAC)は24日、国産大型旅客機「C919」の試験機6機すべてのテスト飛行が無事完了したと発表した。C919の耐空証明取得プロセスは、いよいよ大詰めを迎えた。

 テスト飛行は、新開発された旅客機が型式証明を取得する上での重要過程であり、航空機の設計が耐空性要件に適合していることを証明する重要な方法の一つとなっている。

 今年5月には、最初の顧客となる中国東方航空に納入される1機目のC919が、上海浦東国際空港での初飛行に成功した。

 C919は、中国が国際民間航空条約に基づき自主開発した独自の知的財産権を持つ民間大型ジェット機であり、2015年11月に最終組み立てを終え、17年5月に初飛行に成功した。現時点で28社から計815機を受注している。(c)Xinhua News/AFPBB News