【7月24日 AFP】サッカー親善試合が23日、豪パース(Perth)で行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はアストン・ビラ(Aston Villa)とのイングランド・プレミアリーグ勢対決を2-2で引き分けた。ユナイテッドのエリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)新監督は、後半に崩れたことが「受け入れられない」と話し、そのことを重く受け止めてほしいとチームに促した。

 白のアウェーユニホームに身を包んだユナイテッドは、新たな攻撃力を発揮して前半は圧倒。突出したプレーを見せているイングランド代表のジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)が親善試合4試合で3ゴール目を決めた。しかし、後半は大雨でピッチがぬかるむ荒れたコンディションの中で、終了間際に相手のカラム・チェンバース(Calum Chambers)に同点のヘディングシュートを許した。

 チームはここまでリバプール(Liverpool FC)、メルボルン・ビクトリー(Melbourne Victory)、クリスタルパレス(Crystal Palace)にいい内容で勝利していたが、この試合では2点のリードをふいにし、アジアとオーストラリアでのツアー最終戦で連勝が止まった。

 テン・ハーフ監督は、報道陣に「集中力の低下は受け入れがたい。ああいうことが起こってはいけない」と話し、「後半の経験から、2点リードで安心してはいけないということを学ばなければならない」と戒めた。

 ユナイテッドは8月7日のプレミア新シーズン開幕戦で、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)と対戦する。(c)AFP