【7月24日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第4戦、エビアン選手権(The Evian Championship 2022)は23日、仏エビアンレバン(Evian-les-Bains)のエビアンリゾート・ゴルフクラブ(Evian Resort Golf Club、パー71)で3日目が行われ、カナダのブルック・ヘンダーソン(Brooke M. Henderson)が通算17アンダーで単独首位を維持し、待望の自身メジャー2勝目への決意を固めている。

 2日連続のスコア「64」で単独首位に浮上していたヘンダーソンは、最初のホールで唯一のボギーをたたいたが、その後は4バーディーを奪っただけでなく、貴重なパーを何個も拾って「68」をマークした。最終18番で短いバーディーパットを外したことだけは痛かったが、韓国の柳簫然(Ryu So-yeon、ユ・ソヨン)と2打差の首位を守った。

 経験豊富な柳は上がり4ホールで3バーディーを奪う強心臓ぶりを見せた。元全米アマチュア女王で、これがプロ転向後メジャー2戦目となるソフィア・シューバート(Sophia Schubert)が「66」の好スコアで4打差3位に浮上した。「67」のカルロタ・シガンダ(Carlota Ciganda、スペイン)、「68」のキム・セイヨン(Kim Sei-young、韓国)が5打差4位タイで並んでいる。

 世界ランキング1位の高眞榮(Ko Jin-young、コ・ジンヨン、韓国)は「67」を記録して6打差6位タイと優勝の可能性を残している。一方で同じ順位のネリー・コルダ(Nelly Korda、米国)は、2位から出たが「71」とスコアを伸ばせず、順位を下げた。

 日本勢は西郷真央(Mao Saigo)が「65」をマークして通算8アンダーで15位タイに浮上。古江彩佳(Ayaka Furue)は通算7アンダーで22位タイ、畑岡奈紗(Nasa Hataoka)と西村優菜(Yuna Nishimura)が通算6アンダーで29位タイとなっている。(c)AFP