【7月23日 AFP】陸上女子短距離のレジェンド、アリソン・フェリックス(Allyson Felix、米国)が現役引退を先に延ばし、第18回世界陸上オレゴン大会(World Athletics Championships Oregon 22)の女子4×400メートルリレー予選に出場することになった。米代表チームが22日に発表した。

 大会初日の15日に行われた混合4×400メートルリレー決勝で、フェリックスは米国の銅メダル獲得に貢献。自身通算19個目となる世界陸上のメダルを手にする有終の美で、その輝かしいキャリアに一度は幕を閉じたと思われていた。

 フェリックスは当時17歳だった2003年の仏パリ大会で世界陸上デビューを果たし、これまでに金メダル13個(個人種目4個)、銀メダル3個、銅メダル3個を獲得。女子4×400メートルリレーにも出場するとなれば、また一つメダルを増やす可能性がある。

 23日に予選、24日に決勝が予定されている同種目で、フェリックスは五輪で計4個、世界陸上では計5個の金メダルに輝いている。(c)AFP