【7月22日 CGTN Japanese】中国東部にある江蘇省(Jiangsu)沿海部初の民間企業製造の浮体式石油・ガス生産プラットフォーム「FPU TRUNOJOYO 01」が江蘇省南通市(Nantong)の通州湾で引き渡され、21日に式典が行われました。

 南通長風の親会社である江蘇長風海洋装備製造有限公司は2021年3月にインドネシアのティマスオーシャンスター社(TOI)とインドネシアのマドゥラFPUプロジェクトをめぐるEPC契約(設計エンジニアリング、調達、建設を一括したプロジェクトとして設備建設工事を請け負う契約方式)を締結しており、中国の民間企業がハイエンドの海上石油・ガスプラットフォームのEPCプロジェクトを実施するのは、これが初めてです。この浮体式石油・ガス生産プラットフォームは長さ160メートル、幅32メートルで、主船体、居住棟および上部発電機、配電、ガス処理、燃焼アームなど8つのモジュールで構成され、天然ガスの処理能力は約1億7500万立方フィートです。目下、このプロジェクトは江蘇省長風南通(通州湾)基地で建設が完了し、今後は米国船級協会(ABS)に登録され、インドネシアのマドゥラ島南東海域で石油・ガス開発に使用されることになります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News