【7月24日 Xinhua News】中国汽車工業協会(CAAM)が19日発表した2022年上半期(1~6月)の国産ブランド乗用車販売台数は前年同期比16・5%増の489万1千台だった。乗用車販売台数全体に占める割合は47・2%で、前年同期を5・3ポイント上回った。6月単月の販売台数は前月比24・5%増、前年同月比43・1%増の99万4千台、全体に占める割合は44・8%と前された年同月より0・6ポイント拡大した。

 国産ブランド乗用車の市場シェアは上昇傾向を維持している。国産ブランドメーカーは年初以降、新たな発展のチャンスをつかみ、ブランド向上発展戦略を総合的に推進し、優位に立つ海外メーカーとの差をさらに縮めた。国産ブランドは国内自動車消費の傾向を的確に把握している強みを生かし、より多くの若い消費者に人気となり、加えて本土のサプライチェーンを頼りにより多くのチャンスをとらえた。

 国産ブランド乗用車の6月の車種別市場シェアは、セダンが35・8%、スポーツタイプ多目的車(SUV)が51・7%、ミニバン型多目的車(MPV)が59・0%となり、前月比ではいずれもやや低下し、前年同月比では、セダンが上昇を維持し、SUVとMPVはやや低下した。1~6月のシェアは、セダンが37・6%、SUVが54・5%、MPVが58・1%となり、前年同期比でセダンとSUVがやや上昇した一方、MPVは下げ幅が大きかった。(c)Xinhua News/AFPBB News