【7月22日 AFP】男子プロテニス協会(ATP)は21日、新型コロナウイルスの影響で今季中国で予定されていた大会を中止し、代わりに6大会を追加開催することを発表した。中国の大会が中止になるのは3年連続。

 ATPは「本日、2022年の上海マスターズ(Shanghai Rolex Masters)、中国オープン(China Open)、成都オープン(Chengdu Open)、珠海選手権(Zhuhai Championships)が、現在敷かれている新型コロナウイルス関連規制のため中止が決まった」と明かし、今季終盤のスケジュール改定を発表した。

 追加の6大会は9月19日から10月23日にかけて行われ、開催地は米サンディエゴ(San Diego)、韓国ソウル、イスラエル・テルアビブ、イタリア・フィレンツェ(Florence)、スペイン・ヒホン(Gijon)、イタリア・ナポリ(Naples)となっている。

 大会のグレードはいずれもATP 250で、もともとATP 250だったアスタナ・オープン(Astana Open 2022)はATP 500へ格上げされることも決まった。

 ATPは「残りの今季の大会は全て、現在のところ予定通り開催される」としている。(c)AFP