【7月22日 Xinhua News】韓国の調査会社SNEリサーチによると、2022年上半期(1~6月)の電気自動車(EV)用車載電池の世界市場規模は前年同期比76%増の202ギガワット時となった。中国車載電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)の車載電池販売量は前年同期の2・1倍の69ギガワット時で業界首位を維持し、世界市場シェアは前年同期の29%から34%に拡大した。CATLは17年から5年連続で車載電池販売量の世界首位を維持している。

 2位は韓国のLGエナジーソリューション(LGES)で前年同期比4%増の28ギガワット時、3位は中国の比亜迪(BYD)で前年同期の3・1倍の24ギガワット時だった。

 特筆すべきは、CATLを除く国産メーカーの世界販売量が大幅増となった点である。中創新航科技は前年同期の2・6倍の9ギガワット時、国軒高科は2・4倍の5ギガワット時、欣旺達電子は7・5倍の3ギガワット時となり、世界販売量の7~9位にそれぞれランク入りした。(c)Xinhua News/AFPBB News