【7月21日 AFP】米スポーツ専門チャンネルESPNが主催する年間表彰「ESPY賞(ESPY Awards)」が20日に発表され、米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の大谷翔平(Shohei Ohtani)が、最優秀男性アスリート賞と最優秀MLB選手賞を受賞した。

 最優秀男性アスリート賞は、米プロバスケットボール(NBA)のステフェン・カリー(Stephen Curry)や米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)らを抑えての選出。

 最優秀MLB選手賞は、フィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)のブライス・ハーパー(Bryce Harper)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のアーロン・ジャッジ(Aaron Judge)、アトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)のホルヘ・ソレーア(Jorge Soler)を抑えての受賞となった。

 昨季の大谷は打者として46本塁打、投手として23試合に先発登板するなどし、満票でア・リーグ最優秀選手(MVP)に選ばれた。今季もここまで打者として19本塁打、投手として先発15試合で防御率2.38をマークし、二刀流として2年連続のオールスターゲーム(All-Star Game)にも選出された。

 授賞式に出席しなかった大谷は、事前に収録されたスピーチで、「共にノミネートされた皆さん、おめでとうございます。皆さんと同じカテゴリーに入れて光栄。それぞれの分野でベストの選手だと思う。改めてありがとうございます。アフターパーティーも楽しんでください」とコメントした。(c)AFP