【7月21日 AFP】第18回世界陸上オレゴン大会（World Athletics Championships Oregon 22）は20日、決勝2種目が行われ、女子3000メートル障害ではケニアから国籍変更したノラ・ジェルト（Norah Jeruto、カザフスタン）が優勝し、女子円盤投げでは中国の馮彬（Feng Bin）が自己新記録で金メダルに輝いた。

　ジェルトが記録した8分53秒02は大会新で、歴代3番目のタイムだった。ウォルクハ・ゲタチュー（Werkuha Getachew）がエチオピア記録を更新する8分54秒61で2位。3位には8分56秒08でメキデス・アベベ（Mekides Abebe）が入り、エチオピア勢が銀メダルと銅メダルを獲得した。

　馮は1投目で69メートル12を記録し、4月に北京でマークした自己ベストの66メートル00を3メートル以上更新して優勝した。

　五輪で金メダルを2個獲得しているサンドラ・ペルコビッチ（Sandra Perkovic、クロアチア）が68メートル45で銀メダル、東京五輪金メダリストのバラリー・オールマン（Valarie Allman、米国）は68メートル30で銅メダルだった。(c)AFP/Luke PHILLIPS