【7月21日 AFP】米歌手レディー・ガガ(Lady Gaga)さんの犬が強奪された昨年の事件で、犬の散歩係を撃って負傷させた疑いで逮捕された男が今年4月に誤って釈放され、3か月以上たった現在も当局が行方を追っている。

 釈放されたジェームズ・ハワード・ジャクソン(James Howard Jackson)容疑者(19)は昨年2月、米ロサンゼルスのサンセット大通り(Sunset Boulevard)の近くで、ガガさんの愛犬のフレンチブルドッグの散歩をしていたスタッフを拳銃で撃ったとされる。

 米連邦保安局(USMS)は、釈放が「事務上のミス」によるものだったと認め、ジャクソン容疑者は武装しており危険だと説明。情報提供者には5000ドル(約69万円)の報奨金を支払うとしている。

 事件では、3人の男が殺人未遂と強盗の罪で訴追された。当時、ガガさんの3匹の犬の散歩をしていたスタッフは、車から降りてきた男2人に拳銃を突きつけられ、犬を渡すよう要求された。もみあいの末、スタッフは撃たれ、2匹の犬は強奪された。残り1匹は逃げ出し、重傷を負ったスタッフの元に戻って来た。奪われた2匹は2日後、50歳の女性により警察に届けられた。(c)AFP