中国、早稲の収穫6割超える
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【7月21日 Xinhua News】中国農業農村部総農芸師で発展規画司司長の曾衍徳(Zeng Yande)氏は20日の記者会見で、今年の早稲(わせ)と秋収穫の食糧は豊作の基礎が良好だと発表した。早稲の作付面積は安定の中で増加する見通しで、現在の収穫は6割を超え、豊作が見込まれている。秋収穫食糧の作付面積は13億ムー(約8667万ヘクタール)を超え、全体的に正常な成長の勢いを保っているという。
曾氏によると、中国の夏収穫の食糧生産は新型コロナウイルスの散発的流行や農業資材の値上がりなどの影響を受けながらも、昨年に続いて豊作だった。うち小麦生産量は128万5千トン増えて1億3575万トン、良質な専用品種が占める割合は1・2ポイント上昇して38・5%となった。現在、大豆・油糧作物の作付面積拡大の効果が著しい。1500万ムー(約100万ヘクタール)以上のトウモロコシ・大豆の帯状混植を実施、大豆作付面積の増加は比較的多くなることが見込まれる。(c)Xinhua News/AFPBB News