【7月21日 Xinhua News】中国の天津航空は19日、天津浜海国際空港と日本の関西国際空港を結ぶ国際旅客便の運航を再開した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年初めから運航を一時停止していた。新型コロナ発生以降、中国本土から日本の関西地方への直行便が再開するのは初めて。

 乗客73人を乗せた天津航空GS7977便が同日午前、天津浜海国際空港を飛び立った。使用機材はエアバスA330のワイドボディー機で、座席数は249席。このほか、武漢や広州、重慶、昆明、ウルムチなど国内の約40都市から天津を経由して関空に到着する経由便も運航する。

 天津航空の楊志華(Yang Zhihua)マーケティング担当副総裁によると、同社の国際線の運航再開はこの天津と関空を往復する定期直航便が初めてとなる。(c)Xinhua News/AFPBB News