【7月19日 CGTN Japanese】全長190.467キロの雲南省(Yunnan)玉渓ー楚雄高速道路の一部である緑汁江大橋の開通前の荷重試験が18日に終了しました。同橋は世界最長スパンの1本塔柱の単径間スチール製箱桁つり橋です。

 緑汁江大橋は全長798メートルで橋面は片側4車線、設計時速は100キロであり、両岸とも直接トンネルにつながっています。緑汁江大橋は世界の道路建設史上で初めての1本塔柱の単径間スチール製箱桁つり橋であると同時に、780メートルにも及ぶメーンスパンや最大傾斜角54度のトンネルアンカーなど、多くの世界記録を更新しました。

 緑汁江大橋の荷重試験は11日に始まりました。試験内容は静態の荷重試験と動態の荷重試験などで、重量350トン車両36台を用いて段階を分けて加重を行いました。総重量は最大1260トンに達したとのことです。

 緑汁江大橋が開通すれば、現地で川を越すために必要な時間は従来の1時間半からわずか2分にまで短縮され、交通の不便さが大幅に改善されます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News