6歳からがんと闘ってきた23歳の若者 大学院生に 中国・河南省
このニュースをシェア
【7月19日 CGTN Japanese】今年23歳になった王晨(Wang Chen)さんは、6歳でがんを患い、やむを得ず左足を失ってしまいましたが、19歳で、西南民族大学の入学試験に合格し、また、今年、試験なしで大学院生に抜てきされました。今、夏休み中の王さんは、全国公認会計士試験に参加するために猛勉強しています。
王さんは6歳の時に骨肉腫と診断され、病状が悪化したため、左足の切断手術を受けました。残された片足だけで歩いて通学し、学校では劣等感から他人の視線を恐れていました。9歳の時、王さんは義足を装着しましたが、傷口が時々擦れて赤く腫れ、炎症をよく起こしていました。
王さんは、「痛みが我慢できない時は、よく家族のことを考え、先生やクラスメートたちが温かく見守ってくれることを思い出す。強くなろうと自分を励ました」と話しています。高校生の時、宋の文人・蘇軾の宋詞「定風波」を学びました。詩の雰囲気に感化され、気分もよくなったそうです。それ以来、「定風波」の内容を書き写すことは、王さんの心を癒やす良い「薬」となりました。
2018年、王さんは良い成績で、西南民族大学商学部会計学科に入学しました。大学ではさまざまな国家クラスの奨学金を得たほか、多くの友達もでき、今年は中南財経政法大学の税務学科に推薦され、大学院生になりました。定期的に病院に行って検査を受けなければなりませんが、幸い体調は良好です。
王さんは、「この10数年間、多くの人から支援を得た。心身ともに強くなり、人々に恩返しができるように頑張っていきたい」と抱負を語りました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News