【7月19日 AFP】第18回世界陸上オレゴン大会(World Athletics Championships Oregon 22)は18日、女子マラソンが行われ、エチオピアのゴティトム・ゲブレシラシエ(Gotytom Gebreslase)が終盤に抜け出し、金メダルに輝いた。

 昨年のベルリン・マラソン(2021 Berlin Marathon)でフルマラソンデビューにして優勝し、今年の東京マラソン(Tokyo Marathon 2021)でも3位に入ったゲブレシラシエは、残り約2キロでスパートし、大会新記録の2時間18分11秒でレースを制した。

 ケニアのジュディス・ジェプタム・コリル(Judith Jeptum Korir)が自己ベストの2時間18分20秒で銀メダル、ケニア出身でイスラエル国籍のロナー・チェムタイ・サルピーター(Lonah Chemtai Salpeter)が2時間20分18秒で銅メダルを手にした。

 エチオピア勢は17日に行われた男子マラソンでもタミアト・トラ(Tamirat Tola)がタイトルを獲得しており、アベック優勝を果たした。

 ゲブレシラシエは「きのうのトラの優勝が、きょうの自分を鼓舞してくれた」と話し、ハンガリーで開催される来年の世界陸上に向けて、「しっかり準備して、ブダペストでタイトルを守る」と意気込んだ。

 日本勢は松田瑞生(Mizuki Matsuda)が9位に入った。(c)AFP