【7月18日 AFP】自転車ロードレースのチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)でチームの共同キャプテンを務めるプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)が、現在開催中のツール・ド・フランス(2022 Tour de France)を棄権することが17日に発表され、総合首位に立つ同チームのヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard、デンマーク)にとっては痛手となった。

 ヴィンゲゴーは仏アルプス(French Alps)越えの最中にUTE(UAE TEAM EMIRATES)の前回王者タデイ・ポガチャル(Tadej Pogacar、スロベニア)から見事に総合トップを奪取し、以降はポガチャルとの激しい争いが続いている。

 ログリッチは石畳の鉱山道を通る第5ステージで落車して負傷していたが、アルプス越え2日目の第11ステージでは、グラノン峠(Col du Granon)でポガチャルを失速させる立役者となった。

 一方で、ヴィンゲゴーとともにチームの共同キャプテンを務めるログリッチは、総合ではヴィンゲゴーに30分以上も離されていた。前日のステージでは、ここからは3連覇中のブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana)に向けて準備すると冗談めかして語っていた。

 それでも棄権の発表は驚きで、ヴィンゲゴーにとっても痛手となる。ヴィンゲゴーはチーム全体の奮闘のおかげで、ポガチャルに2分22秒差をつけて総合首位に立っている。(c)AFP/Damian MCCALL