【7月18日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーメジャー最終戦、第150回全英オープン(The 150th Open Championship)は17日、英セントアンドルーズ(St Andrews)のオールドコース(The Old Course、パー72)で最終日が行われ、驚異のスコア「64」をマークしたキャメロン・スミス(Cameron Smith、オーストラリア)がロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)を逆転し、通算20アンダーで劇的なメジャー初優勝を飾った。

 首位タイのマキロイらと4打差で最終ラウンドを迎えたスミスだったが、この日だけでスコアを8ストローク伸ばし、キャメロン・ヤング(Cameron Young、米国)に1打差をつけて勝利した。マキロイは悔しい2打差の3位に終わった。

 優勝トロフィーを手に入れるには、特別な何かが必要だとおそらく分かっていたスミスは、10番からの5連続を含めて見事に8バーディーを奪い、ボギーは一つもたたかなかった。優勝候補として大会を迎えたマキロイも、前半を終えた段階ではまだ2打差の首位を守っていたが、その後は目の前でスミスがバーディーラッシュを開始すると、勢いは決定的にそちらへ傾いた。

 オーストラリア人選手による全英オープン制覇は、グレッグ・ノーマン(Greg Norman)氏が2回目の優勝を果たした1993年以来ほぼ30年ぶり。ブリスベン(Brisbane)出身で、28歳のスミスは、1955年のピーター・トムソン(Peter Thomson)氏、1960年のケル・ネーグル(Kel Nagle)氏に続き、ゴルフのふるさとセントアンドルーズで全英オープンを勝った3人目の同国出身選手となった。

 スミスは「全英オープンを優勝するというだけで、そのゴルファーのハイライトになるのに、それをセントアンドルーズで実現できたのだから信じられない」とコメントした。

 合計スコア「268」の通算20アンダーは、セントアンドルーズでの全英オープン最少優勝スコアで、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が2000年にマークした通算19アンダーを上回った。

 スミスとは対照的に、マキロイはバーディーパットをいくつも逃したことが悔やまれる結果になった。マキロイとともに首位タイから出たビクトル・ホブランド(Viktor Hovland、ノルウェー)は「74」をたたいて失速し、4位タイでフィニッシュした。

 日本勢は桂川有人(Yuto Katsuragawa)が通算5アンダーの47位タイ、松山英樹(Hideki Matsuyama)が通算2アンダーの68位タイで大会を終えた。(c)AFP/Andy SCOTT