五輪王者ヤコブスが棄権 世界陸上、男子100メートル
発信地:ユージーン/米国
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【6月17日 AFP】東京五輪で陸上男子100メートルの金メダルを獲得したラモントマルチェル・ヤコブス(Lamont Marcell Jacobs、イタリア)が16日、同日に出場を予定していた第18回世界陸上オレゴン大会(World Athletics Championships Oregon 22)の同種目準決勝を棄権した。イタリア陸上競技連盟(FIDAL)が発表した。
イタリアのチームドクターによると、ヤコブスは右太ももの張りと診断され、「筋肉の完全性を損ない、けがにつながる」可能性があったという。ヤコブスは前日の予選を10秒04で通過していたが、こわごわとした走りを見せ、レース後には「100パーセントの状態ではない」と話していた。(c)AFP