【7月17日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーメジャー最終戦、第150回全英オープン(The 150th Open Championship)は16日、英セントアンドルーズ(St Andrews)のオールドコース(The Old Course、パー72)で3日目が行われ、ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)とビクトル・ホブラン(Viktor Hovland、ノルウェー)が通算16アンダーで首位タイに並んだ。

 この日、ともに最後から二つ目の組でプレーした両選手は、どちらも「66」のスコアを記録。3位タイのキャメロン・ヤング(Cameron Young、米国)とキャメロン・スミス(Cameron Smith、オーストラリア)に4打差をつけており、最終日は一騎打ちになるとみられる。

 優勝候補として大会に臨んだマキロイは、期待にたがわないプレーを見せ、ここまでの3日間で「66」「68」、そして再び「66」をマークしている。合計スコアは2014年に自身唯一の全英オープン制覇を果たしたときと同じだが、違うのは前回は2位に6打差をつけて最終日を迎えていたことで、今回はホブランと首位タイで並んでの最終ラウンドとなる。

 マキロイにとってこの日のハイライトは、10番で決めたバンカーからの衝撃的なチップインイーグルで、他にも5バーディーを記録し、ボギーは17番の一つに抑えた。

 ホブランは6バーディー、ノーボギーでスコアを6ストローク伸ばした。最終日の結果がどうであれ、世界ランキング9位の24歳で、米国の大学でプレーしていたホブランにとっては、昨年の全英オープンなどで記録した12位を上回る自身メジャー最高成績になるのはほぼ確実とみられる。(c)AFP