【7月16日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は15日、イングランド・プレミアリーグのリーズ・ユナイテッド(Leeds United)からブラジル代表FWのラフィーニャ(Raphinha)を正式に獲得したことを発表した。

 ラフィーニャはクラブの練習施設で行われたお披露目イベントで「子どもの頃の夢がかなった」と喜び、「この場にいることができて、非常に光栄に思う」とコメントした。

 バルセロナは13日、リーズと基本合意に達したことを明かしていたが、契約期間や移籍金などの詳細については明かしていなかった。地元メディアによると、契約期間は5年で、移籍金は5500万ユーロ(約77億円)。出来高で1500万ユーロ(約21億円)がプラスされるという。

 バルセロナのジョアン・ラポルタ(Joan Laporta)会長は「彼はシャビ(・エルナンデス<Xavi Hernandez>監督)が欲しがった選手だ」と明かし、「(シャビ監督が)強く要求し、われわれも力を尽くした」とコメント。ラフィーニャが「バルサに来る熱意」を見せた点も強調した。

 バルセロナにとっては、ともにフリー移籍で加入したMFフランク・ケシエ(Franck Kessie)とDFアンドレアス・クリステンセン(Andreas Christensen)に続く今夏3人目の補強で、前日にはフランス代表FWのウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)とも2年の再契約を結んでいる。

 ラフィーニャはリーズで2シーズンを過ごし、公式戦通算17ゴール、12アシストを記録した。(c)AFP