【7月16日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーメジャー最終戦、第150回全英オープン(The 150th Open Championship)は15日、英セントアンドルーズ(St Andrews)のオールドコース(The Old Course、パー72)で2日目が行われ、キャメロン・スミス(Cameron Smith、オーストラリア)が後続に2打差の通算13アンダーで首位に浮上した。

 世界ランキング6位のスミスは、この日8アンダー「64」の猛追を見せた。初日首位のキャメロン・ヤング(Cameron Young、米国)は「69」で、通算11アンダーの単独2位につけた。

 本命の一角として大会に乗り込んできたロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は初日の「66」に続いて「68」とスコアを伸ばし、「66」でホールアウトした世界9位のビクトル・ホブラン(Viktor Hovland、ノルウェー)と通算10アンダーで3位タイに並んでいる。

 ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)は「67」を記録し、通算9アンダーの単独5位につけた。マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2022)覇者で世界1位のスコッティ・シェフラー(Scottie Scheffler、米国)は2日連続の「68」で、この日ノーボギーの「66」をマークしたタイレル・ハットン(Tyrrell Hatton、イングランド)とともに、通算8アンダーの6位タイに続いている。

 カットラインがイーブンパーに設定された中、前回覇者のコリン・モリカワ(Collin Morikawa、米国)は通算1オーバーで予選落ち。主な選手では、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)とフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)、ブルックス・ケプカ(Brooks Koepka、米国)の他、セントアンドルーズで開催された2015年大会覇者のザック・ジョンソン(Zach Johnson、米国)も決勝に進めなかった。

 日本勢では桂川有人(Yuto Katsuragawa)が通算5アンダーの18位タイ、松山英樹(Hideki Matsuyama)が通算1アンダーの55位タイで予選を通過した。(c)AFP