中国南部の馬鹿洞人DNA、古いアメリカ先住民のゲノムとの類似点が発見
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【7月17日 CGTN Japanese】中国科学院昆明動物研究所が作成した論文が14日発行の生命科学誌『カレント・バイオロジー』に掲載されました。同論文は、1万4000年前に生きた中国西南部の馬鹿洞人と、12万6000年~1万1700年前の後期更新世のアメリカ大陸先住民のゲノムが似ていることを明らかにしました。
馬鹿洞遺跡は1989年に中国西南部の雲南省南部の紅河ハニ族イ族自治州の蒙自市郊外の黄家山で発見され、ヒトの頭蓋骨、下顎骨、大腿骨などの化石30点以上が出土しました。
これまでの研究で、アメリカ大陸先住民は東アジアと中央アジアに起源をもつことが明らかになっています。馬鹿洞人のDNAが古いアメリカ先住民のゲノムと類似点があることによって、古代東アジアの先住民がおよそ1万2000年前、東アジア大陸からベーリング海峡を渡って、アメリカ州に移動し、古いインディアンの先祖になったという可能性が示されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News