【7月15日 AFP】北朝鮮は15日、ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力を北朝鮮が国家として承認したことに反発して、同国との国交を断絶したウクライナを非難した。

 朝鮮中央通信(KCNA)によると、北朝鮮外務省報道官は「ウクライナには、合法的な主権を行使する北朝鮮に異議を唱える権利や資格はない」と主張した。

 報道官は、ウクライナ政府が「米国と手を組む一方で、国家間の関係において公平性と正義に反する」行動を追求していると非難した。

 親ロ派武装勢力「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」を承認したのは、ロシアとシリアに次いで北朝鮮が3か国目。(c)AFP