【7月15日 CGTN Japanese】今年6月以降、民間航空輸送の回復が加速するのに伴い、中国の複数の航空会社が新たな国際線運航再開の計画を相次いで発表しています。

 中国国際航空は7月、北京とミラノ、北京とマドリードの間の週1往復など、アジアや欧州の複数の都市への運航を順次再開しました。

 中国東方航空は国際便140便以上を運航する計画で、週当たりの便数は30を超えています(往復は2便として計上)。また、中国民用航空局の関連政策に基づいて、同社は東南アジアや日本、韓国などをメインとする国際線の再開手続きを急いでいるということです。

 中国南方航空は12日時点で、これまでに運航している国際線21路線に加え、武漢―イスタンブール、ウルムチーアルマトイ、ウルムチービシケクの3路線を順次再開しました。今後はさらに10路線を順次再開し、これにより、31カ国への運航が可能になります。

 このほか、アモイ航空や深セン航空など多くの航空会社も国際線の再開や増便の計画を発表しています。

 なお、日本の航空会社ANA(全日空)は今月11日、2年3カ月ぶりに北京―成田便を再開しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News