初の無人石油・天然ガス生産プラットフォーム、海上設置完了 中国
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【7月15日 CGTN Japanese】中国海洋石油集団(CNOOC)は、中国初の無人石油・天然ガス生産プラットフォームの上部構造物がこのほど、珠江口盆地の海上で設置の作業を完了したことを明らかにしました。
無人プラットフォームは駐留作業員がいない石油・ガス生産プラットフォームのことです。「恩平10-2」と命名されたこのプラットフォームは現時点で、中国国内で最もスマート化が進んだ海上無人プラットフォームです。油水処理システムや生活棟、モジュール式掘削機などの大型設備をカットしたため、プラットフォームの重量は従来のプラットフォームの3分の1にとどまり、デッキ面積は2分の1となり、施設・設備のメンテナンス作業量が3割削減され、毎年1000万元(約2億560万円)以上のメンテナンスのコストが節約できます。無人プラットフォームは、従来の開発モデルでは経済性の悪い石油・ガス貯留層の開発に有利ですが、無人化のため、プラットフォームのスマート化や設備の安定性などには高い要求が課せられます。
「恩平10-2」プラットフォームは稼働後、石油・天然ガスの処理能力が従来の無人プラットフォームの数倍に引き上げられるほか、遠隔操作での坑井観測、坑井圧縮、生産再開能力を備えており、「ワンクリック置換」で陸上から海上施設に対する遠隔モニタリングや安全な操業停止などの操作ができるため、台風期間中も正常な稼働をコントロールし、生産量の損失を回避できるということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News