【7月15日 AFP】経済危機に陥っているスリランカのマヒンダ・ヤパ・アベイワデナ（Mahinda Yapa Abeywardana）議会議長は15日、国外に脱出したゴタバヤ・ラジャパクサ（Gotabaya Rajapaksa）大統領の辞表を受理したと発表した。ラジャパクサ大統領は逃亡先のシンガポールから電子メールで辞表を提出していた。

　アベイワデナ議長は自宅で記者団に対し、ラジャパクサ大統領が14日に「法的に辞任した」と述べた。

　次期大統領を選ぶため、16日に議会が招集される。アベイワデナ議長は「7日以内に新大統領の選出手続きが完了することを期待している」と述べた。

　憲法に基づき、ラジャパクサ大統領の残りの任期を務める後任が選出されるまでは、ラニル・ウィクラマシンハ（Ranil Wickremesinghe）首相が大統領代行を務める。(c)AFP