【7月15日 AFP】女子テニス、元世界ランキング1位のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が、8月8〜14日にカナダ・トロントで開催されるナショナルバンク・オープン(National Bank Open 2022)に出場する見通しとなった。大会主催者が14日、エントリーリストを発表した。

 先月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)で1年ぶりにシングルス復帰を果たし、初戦でノーシードのアルモニー・タン(Harmony Tan、フランス)にフルセットの末に敗れたセレーナは、プロテクトランキングを利用し、本戦から出場する。

 今大会は2度の全仏オープン(French Open)制覇を誇る現世界1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を筆頭に、大坂なおみ(Naomi Osaka)やココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)、全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)女王のエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)ら、世界43位までのうち41人のスター選手がそろい踏みとなっている。

 一方、モントリオール開催となる男子の同大会では、けがでウィンブルドンを途中棄権したラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が復帰予定となっている。ナダルは過去5回同大会を制しており、今回はイワン・レンドル(Ivan Lendl)氏と並ぶ歴代最多6回目のタイトル獲得を目指すことになる。

 その他では、世界1位のダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)に加え、同4位のステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)やキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)、カルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)らがエントリーリストに名を連ねた。(c)AFP