【7月13日 CGTN Japanese】中国初の総合的太陽探査専用衛星「先進宇宙太陽天文台(ASO-S)」は10月に、酒泉衛星発射センターからタイミングを見計らって打ち上げられ、太陽磁場、太陽フレア、コロナ質量放出(1磁2バースト)の形成と相互関係を明らかにします。中国科学衛星シリーズの新メンバーであるASO-Sはすでに名前の募集活動を開始しており、11日から24日にかけて多くのネットユーザーを対象に中国語のニックネームを募集しています。

 ASO-Sの研究・製造期間は5年以上、重さは888キログラムで、地表から720キロメートル離れた太陽同期軌道を周回し、設計寿命は4年以上とのことです。ASO-Sには太陽全表面磁場ベクトル測定器、ライマンアルファ太陽望遠鏡、太陽硬X線イメージャーの3台のペイロードが搭載されており、太陽磁場、太陽フレア、コロナ質量放出の観測に用いられます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News