【7月14日 Xinhua News】中国遼寧省(Liaoning)瀋陽市(Shenyang)の遼寧美術館で開催中の野生動物絵画作品展に瀋陽猛禽救助センターで活動するボランティアらが描いた絵画作品140点余りが展示されている。ボランティアらは絵画を通して保護した鳥たちの姿や物語を伝え、生物多様性の尊重や自然環境の保護を訴えている。

 瀋陽猛禽救助センターは鳥類の救助を専門とする非営利団体で、年間400羽余りの猛禽類を救助している。ボランティアらは鳥たちの雄々しさや愛くるしさに着想を得て、水墨画やアクリル画、水彩画などの手法で鳥たちの美しい姿を描き上げ、大自然が持つ独特の魅力を表現した。

 展示作品の中に、さまざまな鳥たちの姿をそれぞれ10センチ四方のキャンバスに描き、大きなパネルに並べた作品がある。描かれたのはボランティアの丹丹(たん・たん)さんがこれまでに保護した鳥で、作品は「96ページの天空の日記」と名付けられた。展示会は15日まで。(c)Xinhua News/AFPBB News