【7月14日 Xinhua News】中国湖南省(Hunan)文物考古研究所はこのほど、同省耒陽市(Leiyang)の禁山墓群で今年3月から実施している発掘調査で、後漢から唐の時代の墓14基が見つかったと明らかにした。これまでに後漢墓6基、東晋墓1基、唐墓1基の8基を発掘し、陶器や磁器、銅器などの遺物標本130点余りが出土した。

 今回の発掘では、東晋時代の紀年墓(出土遺物などに造営年代が記されている墓)が見つかり、同時代の墓葬を研究する上で重要な指標が得られた。また、後漢墓6基の発見は、同時代の桂陽郡の庶民の葬送習慣や当時の経済水準、文化交流の状況などに対する理解を深める上で大きな意義を持つ。(c)Xinhua News/AFPBB News