【7月13日 AFP】国際自動車連盟(FIA)は12日、マイケル・マシ(Michael Masi)氏の退職を発表した。同氏は、昨シーズンのF1最終第22戦アブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2021)で物議を醸した運営をめぐり、レースディレクターを解任されていた。

 FIAは発表文の中で「マイケル・マシがFIAを離れて拠点をオーストラリアに移し、家族の近くで新たな挑戦に取り組むことを決めたと発表する」と記した。

 同GPでは、レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が最終周にメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)を抜き去り、F1史上最多となる8回目の総合優勝を阻止したが、マシ氏はこの結果につながった一連の流れをめぐり激しい批判を浴びていた。

 マシ氏は、最終ラップを前にセーフティーカーを投入し、首位に立っていたハミルトンとフェルスタッペンの間にいた周回遅れのドライバーのオーバーテークを認める、物議を醸す裁定を下した。

 その結果、両者による一騎打ちとなり、新しいタイヤを装着して圧倒的有利だったフェルスタッペンがハミルトンを追い抜き、そのまま年間王者に輝いた。(c)AFP