パリ襲撃実行犯、終身刑が確定 被告が上訴せず
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【7月13日 AFP】2015年11月のパリ同時襲撃事件を起こしたイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の実行犯グループで唯一生き残ったサラ・アブデスラム(Salah Abdeslam)被告(32)に対する裁判で、同市検察検事長は12日、被告が期限内に上訴しなかったため、終身刑が確定したことを明らかにした。現代フランス史上最悪の事件をめぐる裁判が幕を下ろした。
事件ではバタクラン(Bataclan)劇場などが襲撃を受け、130人が死亡。モロッコ系フランス人のアブデスラム被告は、4か月後に逮捕された。
6年間の国際的捜査の結果をまとめた資料は100万ページ以上に上った。裁判は近代フランス史上最大規模となり、148日間にわたる審理の末、被告は先月30日に終身刑を言い渡された。
終身刑はフランスでは最も重い刑で、1994年の制定以来、4回しか言い渡されていない。30年後に仮釈放の資格が与えられるが、実際に認められる可能性は極めて低い。
パリ検察のレミ・エーツ(Remy Heitz)検事長はAFPに対し、アブデスラム被告の他、事件に関与したとして有罪判決を受けた19人も上訴しなかったと説明した。(c)AFP/Anne-Sophie LASSERRE and Marie DHUMIERES