ロシア版「マクドナルド」でポテト不足、原因は不作と制裁
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【7月9日 AFP】ロシアから撤退した米ファストフード大手マクドナルド(McDonald's)の事業を引き継いだハンバーガーチェーン「フクースナ・イ・トーチカ(おいしい、それだけ、Vkusno i tochka)」が、昨年のジャガイモの不作とウクライナ侵攻をめぐる西側諸国の制裁の影響でフライドポテト不足に直面している。ロシアの経済紙RBCが8日、報じた。
RBCによると、同チェーンは「一部店舗でフライドポテトが品切れになる見通しだ」としている。
AFPは同チェーンに取材を試みたが、現時点で回答は得られていない。
同チェーンによると、ジャガイモの次の収穫期が始まる秋にはポテトの販売を再開できる見通し。
世界最大のフライドポテトメーカー「マッケイン(McCain)」は3月、ロシアに工場を建設する計画を中止し、ロシアへの全製品の出荷を中止すると発表した。(c)AFP