【7月9日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は8日、銃撃され死亡した安倍晋三(Shinzo Abe)元首相とスペインで死去したアンゴラのジョゼ・エドゥアルド・ドスサントス(Jose Eduardo dos Santos)前大統領を追悼し、1分間の黙とうをささげた。

 米ニューヨークの国連(UN)本部で開かれた安保理会合で、シリアに対する越境人道支援に関する決議案の審議に集まった各国代表は、起立して黙とうし、いずれも同日に死去した両氏を追悼した。

 国連のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長は報道官を通じ発表した声明で、安倍氏の「恐ろしい殺害に悲嘆している」と表明。「安倍氏は、多国間主義の強固な擁護者、尊敬される指導者、そして国連の支援者として記憶されるだろう」と述べた。(c)AFP